今年の流行語にもなった「インスタ映え」。でも筆者は写真を撮るのが下手で、投稿する気になかなかならないんですよね。しかし、そんな私でも投稿してみようかな? となるアプリを発見しました。それがこの Microsoft Pix for iOS。AI が自動で写真を調整・加工してくれて、無料で利用できます。この Microsoft Pix for iOS の新機能が 2017/12/21 にリリースされました。これで私にも夢のインスタ映えライフがくるか!? 早速新機能を使って撮影してみました。
新機能 1: パノラマ撮影 (Photosynth) がアツい!
iPhone のパノラマといえば 標準カメラのパノラマ。でも矢印に合わせるのは難しいし、合わせないと切れ目がガクガクするし、なかなか使える機会がありませんでした。しかし Microsoft Pix は 360 度どの方向にも動かせ、横方向に動かしたときもなめらか。とても使いやすいです。
撮り逃したところにも戻れる上に、範囲に終わりはありません。iPhone 純正アプリは 180～240 度くらい動かすと自動で終了となりましたが、Microsoft Pix はぐるっと 1 周動かせました。
でも動かしすぎると異次元へ。
次に、縦長に撮りたいもののところにやってきました。そう、日本一の高さを誇り、寝転がらないとカメラに収めきれないことでも有名な東京スカイツリーです。今回はクリスマスツリーと一緒に撮りました。普通のカメラで撮影したものがこちら。
そうそうこれこれ! どっちもきれいに入りきりました! この写真ならアップしてドヤりたくなりますね。いいね! の嵐は間違いなしです。今回は日が暮れてからの撮影でしたのであたりは暗かったのですが、暗いところで撮ると「ここは少し暗すぎます」と AI が教えてくれます。ですよね、でもどうしようもないのです。確かにツリーが少しぶれてしまいました。このように大きいものを撮るときに縦方向のパノラマが活躍しそうです。
新機能 2: 動画から 3 コマ漫画が作れる「Pix comix」が楽しい!
動画は撮影しても容量が大きく、ストレージにも限界が。でも消してしまうのはもったいない・・・というときにうれしい、「動画のダイジェスト画像をつなげて３コマ漫画を作れる機能」が追加されました。AI が動画の中からベストな瞬間を選んでくれて、3 コマを決定します。その後、形を選べる吹き出しにセリフを入れれば完成です。
Microsoft 公式によれば「Pix は、ディープラーニングによるスコアリングを使用して、目が大きく開かれた顔の写真や、面白いシーンが入った 3 つの鮮明なフレームを選択します。」とのこと。動画を最後まで見なくても面白い瞬間を自動でピックアップしてくれるのは便利ですね。
以前に撮影した、サンタさんがフラフープをしている動画を使って早速作ってみました。ちなみにこの動画は全体で 30 秒ほどです。
どうでしょう! なんとなくオチもついたような気がします。しかし、いくつか試してみましたが、どの動画もうまくいくわけではありませんでした。長い動画は繋がりの少ない 3 枚の写真となり、短すぎる動画やあまり動きのない動画は抑揚のない同じような画像が並ぶだけでした。動画の種類を選びそうですが、うまく使えば手軽に楽しめそうです。
ペットの動画もこのように 3 コマ漫画にできます。
そのほかの機能もおもしろかった!
筆者はこの Microsoft Pix というアプリを今回初めて知りました。Microsoft Pix にはとても芸術的なスタイルが 19 種類もあり、そのクオリティはどんな写真でもアートにしてしまいそうです。試しにかっこいい写真を撮って、さらにかっこよくしてみます。
おお! なんだかアーティスティックになりました! 額縁に入れれば美術館にあってもまったく違和感ないかも!
しかしここで、かっこいいものをアートにしたらそりゃかっこいいでしょ、と気づいてしまいました。そこで、アートとは程遠いものを Microsoft Pix の力でアートにしてやります。ということで選ばれた消火栓。どう頑張ってもこいつは単なる消火栓。さあどうする Microsoft Pix・・・
これが消火栓! 誰がどう見てもアート・・・といくかは不明ですが、おもしろい写真ができました。とりあえず元が消火栓とは思えません。
このようにいろいろ遊べる Microsoft pix。操作は簡単で、インストールしてすぐに使えます。個人的なイチオシ機能はやはりパノラマ撮影! 景色のいいところに行ったらぜひ使いたいです。普通のカメラとしても優秀なのに、さらにコミック作成や 360 度パノラマ機能が付いて、楽しくなった Microsoft Pix でインスタ映えを狙います!
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