×
最新の人気コンテンツ情報をまとめた
メールマガジンをお届けします

ページトップへ

次世代の家の形として知られている「スマートホーム」。これは家電がIoT化し、空調や電気などといった家庭内のエネルギーが自動的に制御された住宅をいいます。

住宅ではなく職場環境において、これと似たスタイルはないのでしょうか。実はすでにデスクなどがIoT化し、職場環境を最適化する「スマートオフィス」という構想が少しずつ進められているのです。


内田洋行が推進するスマートオフィス

事務用デスク、チェア、テーブルなどの販売を行っている内田洋行は、歴史・シェアともに業界屈指。そんな同社では商品単体で売るより、空間を提供するという企業理念があるため、情報システムやネットワーク構築の分野でも強みを持っています。当然ながら、IoTによるスマートオフィスでも先進的な取り組みを行っているのです。

同社が進めているのは、センサーネットワーク&ビル統合管理システムの「UCHIDA IoT Model」。こちらはセンサーを使ってオフィス環境の情報を取得し、それをさまざまな角度から分析を行い、最適な環境を作るため制御する仕組みとなっています。

例えば、暑い、寒い、じめじめする、CO2濃度が高いといった働きづらい環境では、業務の生産性が低下しかねません。そこでこのシステムではセンサーと無線ネットワークにより、常に働きやすい環境に制御し、業務の生産性を向上へつなげます。ほかにも緊急地震速報とオフィスを連動させることや、会議室の稼働率を「見える化」してダブルブッキングを防ぐといったことも可能です。

実際に大和ハウス工業では、10万㎡という大規模工場でこのスマートオフィスを導入しており、タブレット端末を使ってどこでも操作することを可能にさせています。また、TOTOでも導入しており、施設内の設備監視・制御を遠方にある自席の業務PCから行えるようにしているそうです。

「Amazon Dash Button」で消耗品をスマートに注文

アメリカ本国で熱狂的な人気になり、鳴り物入りで日本にも上陸したIoTデバイス「Amazon Dash Button」。たとえば、いつも使っている洗剤などの日用品が切れてしまったとき、ボタンを押せばスマートフォン経由で注文され、すぐに配送してくれるというのが、このAmazon Dash Buttonなのです。新技術をふんだんに使ってわずかな商機も逃さない、Amazonらしいデバイスだと言えます。

そして、Amazon Dash Buttonも家庭だけでなく、オフィスにおいても威力を発揮してくれます。気づいたらオフィスのコーヒーやコピー用紙がなくなっていた、なんてことよくありませんか?たしかに担当スタッフがチェックしていれば、防げたかもしれません。ですが、実際すべてを管理するのは大変だと思います。また、毎回注文するもの手間がかかるでしょう。そんなときAmazon Dash Buttonを使えば、面倒な消耗品の注文業務から解放されます。このように、最新技術をうまく取り入れることで、家庭に限らずオフィスでもその効果を十分に発揮させることができるのです。

関連記事:「Amazon Dash Button」は便利?弱点や目的は?

スマートオフィス用製品の増加に期待

今後は、スマートオフィス用製品なるものを販売するメーカーが増えることが期待されています。たとえば、アメリカではAutonomous(オートノマス)は、デスク、チェア、スタジオ、自転車などを次々にリリースしているメーカーです。

なお、このメーカーでは人工知能を搭載したデスクが秘書変わりになって、スケジュールを管理してくれたり、電子メールを読み上げたりしてくれるスマートオフィス用製品を開発中だといいます。

植物をスマートに管理する「Parrot Pot」

オフィスに植物を置くとリラックス効果があり、業務の効率アップにも役立つそうです。ただ、適切に水や肥料を与えないと枯れてしまったり、葉っぱが変色したり、落ちてしまうこともあり、育てることが大変だといいます。そこで役立つのがParrotで販売している植物用IoTデバイス「Parrot Pot」。

Parrotといえばドローンで有名なフランス企業ですが、もともとセンサーを開発していたこともあり、こうしたIoTデバイスの開発にも強みを持っているのです。この製品について話を戻しますと、こちらは土の水分含有量、養分、気温、日照量をスマートフォンから確認することが可能。また、何か異常が発生したときには通知してくれる機能も搭載しており、セットした時間に適切な水を補給してくれるというスグレモノです。これで植物も元気に、オフィスも元気になること間違いなしでしょう。

関連記事:世界の主要ドローンメーカー