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4/27-28に開催されたIBM Watson Summit 2017の展示ゾーンで担当者インタビューを敢行!
日本アイ・ビー・エムのブースにて『ゼタバイトレベルまでシームレスなスケールを実現するIBM Cloud Object Storage』についてお話しを伺いました。

データ・バックアップの見直しが急務!


圧倒的なスケールアウトを実現し、レジリエントなデータ保管を可能にするIBM Cloud Object Storage(以下:ICOS)に注目が集まっています。このICOSについて、日本IBM Cloud事業本部 ICOS Japan Sales Leadの田中克哉氏にインタビューを行いました。

▼ 日本IBM Cloud事業本部 田中克哉氏


Q:「ICOSを使われているお客様はどのような業種が多いのでしょう」

田中: 「モノを容れるストレージですので、さまざまな業種、さまざまな規模のみなさんにお使いいただいています。その中でIoTや自動運転を行う製造業ですとか、欧米ではゲノムの解析ですとかは、扱うデータが桁違いですね」

▼ 今回のIBM Watson Summitでは各セッション終了時に関連するSolutions Expoのゾーン番号がアナウンスされた


田中氏: 「ゲノム解析などは、データが大きすぎて取り扱いに困っていると聞きます。まずは、今お持ちのデータのバックアップを見直すことをご検討ください。IBMでいえばSpectrum Protect、Cloud Tape Connector for z/OSに3つの情報を設定するだけ、5分ぐらいで安全なICOSへのバックアップが可能です」

▼ IBM、Oracle、NetApp、Veritasなど、各社のバックアップ・アプリケーションに対応


▼ プライマリーやセカンダリーのバックアップコピー、超長期データ保存など、ICOSは柔軟な運用ができる(IBM Spectrum Protectを使用した例)


▼ ICOS導入前。データのバックアップはNASに。さらにディザスター・リカバリー用に複製を別サイトに保存(Oracle RMANを使用した例)


▼ ICOS導入後。データのバックアップをクラウド上のICOSに。自動的に分散配置されるので、複製する作業や費用が不要(Oracle RMANを使用した例)


Q: 「クラウドのオブジェクト・ストレージは、どのような方式があるのでしょう」

田中氏: 「2つのインターフェイスがあります。ひとつはOpenStack Swift、もうひとつがAmazon S3互換API。ほとんどがこの2方式でつながります。もちろん、ICOSもです。今後は、単純にバックアップすることだけではなく、たとえばIoTであれば、データセンターの横でWatsonが画像解析を行うような、価値を創造するソリューションに注目が集まってくると思います」

▼ 参加者で賑わうSolutions Expo。およそ100のゾーンで展示と説明が行われた


さらに使いやすく、さらに低コストに


田中氏: 「ICOSをIBMクラウド上で占有することも可能、オンプレミスとのハイブリッドも可能です。さらにIBMはパブリッククラウドのStorage as a Serviceとして、わかりやすい4つの料金メニューをご提供しています。Standardは頻繁に出し入れ。Vaultはそれほどアクセスしない。Cold Vaultは長期保存用。Flexはその出し入れがどうなるかわからない場合に最適なメニュー。たとえばコグニティブ・ビジネスで使う場合にデータがある程度貯まるまでは何もしないで、貯まったら一気に使う。あるいはログファイルのようなものを容れておいて、何かトラブルがあったときにガーッとさかのぼっていくとか、月によってばらつきのある作業量に柔軟対応できるメニューです」

▼ ICOSの4つのメニュー(Standard、Vault、Cold Vault、Flex)


▼ ストレージの料金は、Standardでひと月1GBあたり3セント。Vault、Flexの順に安くなっていき、Cold Vaultはわずか1.1セント


▼ 実効容量1PB(ペタバイト)の場合、ICOSは従来型のシステム(RAID 6 +レプリケーション)よりTCOを70%削減


SecureSlice、Cross Regionによる高い安全性


Q: 「ICOSの強みはなんでしょうか?」

田中氏: 「データの持ち出しなど、情報漏えいを危惧されるお客様が多くいらっしゃいますが、ICOSなら安全です。ICOSには暗号化、スライス、分散配置する独自のSecureSliceテクノロジーがあります。万が一どこかでデータを持ち出されても、データを検察し、解読し、復号化することは不可能です。もちろん、クラウドの場合も、地域や国をまたがった複数データセンターに保管するCross Region方式、または同一地域の複数データセンターにデータを保管するRegional方式なので、どこかで事故が起きても大丈夫なのです」

Q:「業種によって国や地域をまたがってデータを置けない場合もありますが」

田中氏: 「日本国内にデータを置きたいというご要望に対しては、IBMとBox社のパートナーシップで、この4月に発表されたBox Zonesという新サービスがあります。各国、各地域のデータストレージに関する規則に対応し、日本なら東京に保存できるようにするもの。2017年中にサービスが提供される予定です」

▼ 「Box Zones」の裏でICOSが動いている


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さまざまなメニューがあること、低コストなこと、独自のSecureSliceテクノロジーやCross Regionによる高いセキュリティーであること。それらの理由で今後IBM Cloud Object Storageを選択する企業がますます増えそうな勢いです。

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2020年44ZB 〜膨張する非構造化データの活用法〜[IBM Watson Summit 2017]セッション レポート

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