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引用元:Amazon Rekognition – 深層学習に基づいた画像分析|Amazon web services

Amazonでは、「AWS re:Invent」というAWS関連では最大の年次イベントを開催しています。2016年も11月末にラスベガスで開催され、多くの新サービスを発表しました。登場して10年を越え、常に成長を続けるAWS。今後はディープラーニングなどを積極的に取り組み、さらに進化していこうとしています。発表で明らかになった内容の一部をご紹介します。

世界が注目するビッグイベント

このイベントで発表されたものは翌年から早速サービス開始になる場合が多いため、世界中が注目するイベントになっています。

2014年にはMySQL互換のデータベース「Amazon RDS for Aurora」や、サーバーレスのイベント駆動型コード実行の「AWS Lambda」が登場しました。昨年発表されたIoTプラットフォーム「AWS IoT」は、今年にあっという間に普及しています。

IoTを重視しているのは今回も同様で、インテルと共同でスマートホームのエコシステムを発展させていくことが発表されました。そして、今回なんといっても象徴的だったのは、ディープラーニングやAIを積極的に取り入れていく姿勢が明らかになったことです。

ディープラーニングを活用した新サービスを次々に発表

今回、新しく発表された「Amazon Lex」「Amazon Polly」「Amazon Rekognition」という新サービス。これらはコグニティブコンピューティングやディープラーニングを活用したものです。そして、すでに提供を開始している機械学習サービス「Amazon Machine Learning」と合わせ、「Amazon AI」という名称で同社のAIサービスを推進していくことも発表されました。

「Amazon Lex」は、自動音声認識、自然言語認識、そして会話型のプログラミングコンセプトを活用したサービス。SNSやWEBアプリ上で、顧客と音声またはテキストでやり取りし、自動で問い合わせに答えたり、注文を取ったりするプロセスを構築できるとのこと。この技術は、会話型ユーザーインターフェースである「Amazon Alexa」が原型となっています。Alexaといえば、米Amazon.comが販売している円筒型スピーカーの「Amazon Echoシリーズ」や「Amazon Fire TV」などに搭載されている技術です。

「Amazon Lex」におけるやり取りで、テキストを音声に変換する技術が「Amazon Polly」。日本語を含む24言語に対応しており、コンソールへの文章入力あるいはAPIでの呼び出しで利用できます。文字数あるいは時間単位で課金される仕組みとなっています。「live(リヴ)と「live(ライヴ)」のように、同じ綴りでも発音が違うことがありますが、そういう場合でも文章から適切な発音を判断するインテリジェンスを備えているとのこと。日本語には、「はし(橋、端、箸)」のように同音異義語が多いですが、それも短期間で改善されていくのかもしれません。
<参考・参照元>
Amazon Lex – 会話型ボットを構築する|Amazon web services
Amazon Polly – 文章から音声へ、47の声と24の言語 | Amazon Web Services ブログ

ディープラーニングで強力に画像分析

「Amazon Rekognition」は、ディープラーニングに基づく画像認識、解析サービス。画像に写っているのは何か、被写体の人物の表情は笑っているのか怒っているのかといった微細な分析が可能なサービスです。画像内のオブジェクトを検知し、様々な項目(ラベル)に分類。例えば犬が写っていたら、「動物」「犬」「ゴールデンレトリバー」「ペット」のようなラベルが付き、それぞれの精度が数値化されることにより構成していく仕組みです。

また、ラベル分類と同時に、複数の画像における顔を比較し、同一人物であるかどうかを判断するための類似性スコアなども割り出します。課金は解析する画像の数、および保存する顔認識処理データの数に基づくとのこと。画像分析技術はすでに相当進んでいますが、さらに飛躍的に向上することでしょう。

AmazonによるAIを使ったサービスは、使用の際に課金される仕組みのため、システムを導入する初期投資が非常に低コストで済みます。また、AWSの他のサービスと連携したり、さまざまなアプリケーションに適用できるのも大きな特徴です。前進する速度をまったく緩めないAmazonには驚嘆するばかりで、期待感も大いに募ります。
<参考・参照元>
Amazon Rekognition – 深層学習に基づいた画像分析|Amazon web services

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