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10月15日に「IDCFクラウド&SoftLayer 合同Meetup!in つくば vol.2」(こちら)があるので、普段SoftLayer/Bluemixを使っているものの、IDCFクラウドに触れてみました。現在はIDCFクラウドの「月500円の仮想サーバー」上でマーケティングオートメーションの仕組みを構築しています。備忘録を兼ねて過程をご紹介していきます。

アカウント取得

IDCFクラウドのWebサイト(こちら)にアクセスし、「すぐに始める」をクリックします。

連絡先情報を登録します。画面に従って指示通りに入力していけば良いです。

電話番号確認では、「SMS確認」を使用しました。電話番号を入力後、お手元のスマートフォンで受信したSMS内に記載されているコードを入力します。

メール確認画面では、メールアドレスを指定しますと確認メールが配信されますので、お手元のPCやスマートフォンでメールを確認し、メール本文内の指定されたURLをクリックしますとメール確認が完了します。

電話確認とメール確認を終えましたら、IDCFクラウドのアカウント設定にログイン(こちら)します。アカウント情報とクレジットカード情報を登録します。アカウント情報画面では、会社名や住所等を入力します。個人利用の場合は、会社名に「個人」と入力します。また、クレジットカード情報の登録は、画面左側メニューの「支払い方法」をクリックします。今回は、クレジットカード代わりにVISAデビットカードを用意し登録しました。

登録した段階では、現在登録中として表示され、翌日、IDCFクラウドから電話で本人確認の問い合わせが来ました。その後、登録したアカウントが利用可能になりました。IDCFクラウドで仮想サーバーを使ってみたい場合は、1~2日余裕をもって申し込みを行うと良いでしょう。

仮想サーバーの作成(注文)

IDCFにログインした状態で、サービス一覧(こちら)にアクセスします。今回は東日本リージョンを使用しています。東日本リージョンのサービス一覧において、「コンピューティング」のタイルにマウスを合わせ、サービスを有効化します。

「コンピューティング」サービスの有効化後、再度「コンピューティング」サービスのタイルをクリックしますと、仮想サーバーの管理画面が表示されます。早速、仮想サーバーを注文し、仮想サーバーにアクセスできるようにしましょう!
画面右上の「仮想マシン作成」をクリックします。マシンタイプは、月500円が目標なので、「light.S1」を選択します。また、イメージはおすすめTemplateから、「Ubuntu Server 14.04 LTS 64bit」を選択します。

ボリューム(つまりストレージ)は、マシンタイプに「light.S1」を選択した際のルートディスク15GBをそのまま使用します。マシンタイプとボリュームで月500円になります。初期状態では無償のパブリックIPが1つ付与されています。

仮想サーバーへのアクセス時に用いるSSH Keyを作成、選択します。初めて仮想サーバーを注文するときな、SSH Keyが無いので「作成」を選び、SSH Keyの名称を入力して作成します。すぐにダウンロードが始まりますので、大切に保管します。紛失しても再ダウンロードすることができません。
作成後、「SSH Key 選択」で、作成したSSH Keyを選択します。

注文する仮想マシン台数は、「1」とします。
ネットワークインタフェースの選択はそのままに、「仮想マシン名」と「グループ名」を入力して、画面下部の「確認画面へ」をクリックします。

特に問題がなければ、仮想サーバーを作成(注文)します。作成が終わると下図のように表示されます。
この段階では、まだ仮想サーバーにアクセスすることが出来ません。パブリックIPやファイアウォール、ポートフォワーディング設定を行う必要があります。

IPアドレス・ファイアウォール・ポートフォワード

仮想サーバーを作成したら、ネットワーク関係の設定を行います。画面左側のメニューの「IPアドレス」をクリックしますと、割り当て済みのパブリックIPの一覧が表示されます。設定を開始するには、一覧で表示されている「IPアドレス名」をクリックします。初期は名称がないので「no name」となっています。先ほど作成した仮想サーバーにアクセスするには、最低限「ファイアウォール」と「ポートフォワード」の2か所を設定する必要があります。

「ファイアウォール」設定では、下図のようにソースCIDRに、Any(どこからでも接続許可) / My IP(現在のIPからのみ接続許可) / Custom IP(指定したIPから接続許可) の3つのタイプから選び、タイプで指定するTCPやUDPおよびポートに対してのアクセス許可設定を行います。有効にするには、ステータス欄の隣の「+」アイコンをクリックしますと、Active(有効)になります。
今回は、次のように設定しました。
  • コメント:SSH , ソースCIDR:My IP , タイプ:SSH
  • コメント:HTTP, ソースCIDR:Any, タイプ:HTTP
  • コメント:HTTPS, ソースCIDR:Any, タイプ:HTTPS

最後に「ポートフォワード」設定を行います。画面内の「ポートフォワード」のアイコンをクリックしますと、設定画面が表示されます。ファイアウォールで登録したポートと仮想サーバー側のポートを紐づけます。コメント、パブリックポート、プライベートポート、仮想マシンにそれぞれ入力/選択し、ステータス欄の「+」をクリックしますと設定がActive(有効)になります。
今回は、次のように設定しました。
  • コメント:SSH接続, パブリックポート:SSH(22), プライベートポート:22, 仮想マシン:先ほど作成した仮想サーバー
  • コメント:HTTP接続, パブリックポート:HTTP(80), プライベートポート:80, 仮想マシン:先ほど作成した仮想サーバー
  • コメント:HTTPS接続, パブリックポート:HTTPS(443), プライベートポート:443, 仮想マシン:先ほど作成した仮想サーバー

SSH接続によるアクセス確認

「ファイアウォール」と「ポートフォワード」の設定を行いましたので、お手元のPCからSSH接続にて仮想サーバーにアクセスできるか確認してみましょう。SSH接続には、Windows環境で定番の「Tera Term」を使用しました。Tera Termを起動し、ホストに仮想サーバーに割り当て済みのパブリックIPを入力し、「OK」ボタンをクリックします。
次の画面では、ユーザに「root」を入れ、「RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う」を選択し、秘密鍵ボタンをクリックします。秘密鍵を指定することが求められますので、仮想サーバー作成時に作成/ダウンロードした「SSH Key」を指定します。指定後「OK」ボタンをクリックしますと、仮想サーバーにアクセスすることができます。

まとめ

SoftLayerとIDCFクラウド、仮想サーバーの作成についてはほとんど負担は変わらないように感じますが、IDCFクラウドはデータセンターが日本だけであるため、社員や顧客情報がEU域内に含まれるビジネスを展開している場合は、EU域内や米国のデータセンターが使用可能なSoftLayerの方が、法的リスクを回避しやすい点で有利と言えます。またCAD on VDIのように、海外と日本のデータセンターをまたぐような仕組みもSoftLayerに軍配があがります。
逆に、日本国内の顧客が中心のローカルビジネスで、海外のデータセンターが不要であれば、IDCFクラウドでも間に合いそうと考えられます。

次回は、無料SSL証明書を提供する「Let's Encrypt」の導入などについてご紹介する予定です。