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ドラえもんですでに実現された「秘密の道具」35選

ある有名なベンチャー企業の代表は「人間が想像できるものはいずれ必ず実現できる」と語っていました。実際に私たちの今の生活でも、数十年前に描いていた想像の多くが実現されています。
では、実際にどんなものが想像されて、すでに実現されたのか、ドラえもんの秘密の道具から実現できているものを見ていきましょう。

秘密の道具1:アンケーター
髪の毛など体の一部をセットすると、その人物に関する情報をおしえてくれるマシン。

実現されたもの1:遺伝子検査キット
自宅で唾液などを採取して送りだけで、生活週間病や肥満タイプなどの、何百種類の情報を知ることができます。

秘密の道具2:いたわりロボット
元気がない時や傷ついた時に、やさしくはげましてくれるロボット。ただし、どんなことをしてもはげまし、甘えさせてくれるので、使い方をまちがえるとダメ人間になってしまう。

実現されたもの2:音声認識ロボット
Pepper君に代表されるような音声認識ができるロボットが登場して老人の方などのおしゃべり相手として役立ち始めています

 

秘密の道具3:糸なし糸電話
お互いにこれを持っていれば、糸でつないでなくても、話をすることができる。


実現されたもの3:携帯電話
携帯はどんどん小さくなっていき、近いうちに体の一部のように違和感のないものになっていきます。

秘密の道具4:イージー特撮ビデオ
誰にでも特撮映画を撮ることができるビデオカメラ。別々に撮った映像をひとつに合成することができる。切り換えスイッチで、プロジェクターにもなる。

実現されたもの4:動画撮影アプリ
動画を撮影してエフェクトをつけたり簡単に加工したりできるiMovieや、プロが加工したようなオシャレなPVに仕上げてくれるアプリMagistoなどいろんなアプリがリリースされています。

秘密の道具5:ウォータークリーンシップ
川や湖をきれいにする機械。

実現されたもの5:海上に浮く自動回収ごみ箱 Seabin (シービン)
オートストラリアのサーファーが、海を守るため自動的に漂流ゴミを回収、
汚れた海水もきれいにしてくれる循環型ゴミ箱を開発しクラウドファンディングによりプロジェクトをすすめています。

 

秘密の道具6:うそ発見器
マイクに向かっていったことがウソか本当かわかる道具。


実現されたもの6:うそ発見器
指先に装着するタイプのものが数千円で売られています。犯罪捜査でもポリグラフ検査と呼ばれる反応を見る調査が取り入れられています。

秘密の道具7:歌番組ロボット
歌番組で生演奏してくれるバンドロボット。

実現されたもの7:バンドロボットZ-MACHINES
Z-MACHINESは本物のロボット3体からなるロックバンド。開発コンセプトは「未来のパーティ体験」

 

秘密の道具8:宇宙完全大百科と端末機
この中に、宇宙に存在するありとあらゆる情報がつまっている。知りたいことを端末機にうちこめば、情報が出てくる。

実現されたもの8:Google検索
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」というGoogleがまさにこれですね。

秘密の道具9:宇宙探検ごっこヘルメット
これを頭にかぶると、周りの景色が宇宙空間に見える。たとえば、人間が宇宙人に見えたり、ボールがいん石に見えたりする。

実現されたもの9:AR
現実の風景に情報を重ね合わせて表示する技術で、あらゆるものを登場させることができます。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、対応エリアでアプリをかざすと、エルモやクッキーモンスターといったキャラクターが登場して一緒に写真を取ることができます。

秘密の道具10:ウマタケ
馬と竹を合わせて作った、22世紀の科学が生んだ新しい生き物。ものすごいスピードで走る。プライドが高くて、怒らせると手がつけられない。


実現されたもの10:セグウェイ
Segway Inc.から発売されている電動立ち乗り二輪車です。

秘密の道具11:うわさ花し
マイク型のつぼみに向かって流したいうわさを吹き込むと、花が咲いた後、タンポポの綿毛のようにタネが風に舞ってあちこちで花を咲かせ、うわさを広めてくれる。

実現されたもの11:twitter
今年も数々のうわさが登場しては拡散されて、あちこちで花を咲かせていますね。

秘密の道具12:エアコンスーツ
これを着ると、常に快適な温度に自動調整してくれる。

実現されたもの12:MINOTAUR I/O COLLECTION
スマートフォンに対応したアプリケーションからヒーター装置を起動させると、30秒から60秒の間にアウター内が暖かさに包まれる。外気に合わせて3段階に温度コントロールができます。

 

秘密の道具13:衛星スパイカメラ
いろんな場所の情報を一度に見ることができるカメラ。

実現されたもの13:衛星カメラ
2009年には民間のベンチャーが一般向けに提供していたサービスがありました。ロケットの打ち上げ費用が下がってきているので、私たちがGoogle Mapのように使える日も遠くないでしょう。

秘密の道具14:わりこみビデオ
録画したビデオに出ている人物の顔に、別の人物の顔をはめこみ、合成することができる。

実現されたもの14:動画編集ソフト
イージ特撮ビデオ同様に動画系のアプリや動画編集ソフトにより簡単に合成できるようになりました。顔を入れ替えて遊べるアプリが人気で、その失敗ネタがまとめになりネット上で話題になっていました。

秘密の道具15:絵本入り込みぐつ
このくつを履いて、絵本の上に乗ると、その絵本のお話の世界に入ることができる。お話の内容を変えてしまうこともできる。

実現されたもの15:Oculus Rift
Oculus RiftなどのVR用につくられた物語であれば、お話の中に入って行動することが可能です。これからどんな体験ができるのか、ものすごく楽しみです。

 

秘密の道具16:おくれカメラ
シャッターを切ると、過去にその場所で起きたことを写しだしてくれるカメラ。

実現されたもの16:鎌倉今昔写真
アプリ上で写真をスライドさせるだけでまったく同じ場所の今と昔を見比べることができるアプリです。アプリ内の今昔写真は、地図から探したり、年代で絞って探すことができます。

秘密の道具17:オダチンパンジー
お手伝いをしたらお駄賃(だちん)をくれそうな人を探して、教えてくれる。

実現されたもの17:クラウドソーシング
これからどんどんいろんなタイプの仕事が増えていきそうですね。

秘密の道具18:カラオケキング
10万曲が入った採点機能付きカラオケ。お世辞レベルに合わせると、ジャイアンでも100点満点が取れる。

実現されたもの18:通信カラオケ
今やカラオケで自分のCDまで簡単につくれる時代です。ジャイアンだったら絶対に作ってみんなに無理やり買わせるでしょう。

秘密の道具19:観光ビジョン緯度(いど)と経度(けいど)を合わせると、地球上のどこの景色でも周りに映し出してくれる。

実現されたもの19:Googleストリートビュー
Googleストリートビューはこれが存在しない時に、将来こんなものができるよと言われてもなかなか信じられないと思います。いまではすっかり当たり前になってしまいました。

秘密の道具20:ガードロボット
覚えさせた人以外が近づくと、確実に撃退(げきたい)してくれるロボット。


実現されたもの20:ドローン
軍事用で使われているので、ドローンを活用しようと思えばいろんなガードとして使えますが、悪用される可能性も高く諸刃の剣です。

 

秘密の道具21:降雪機
雪を降らせる機械。

実現されたもの21:人口降雪機
人工降雪機は、数種類のタイプがありますが、主にスキー場で使われているのは、水と空気を勢いよく放出し、空気中の水分を取り込んで雪の結晶を作るタイプのようです。ソチ五輪では雪が足りず500台の降雪機をフル稼働させたといいます。

秘密の道具22:サンタメール
希望するプレゼントを書いてポストに入れると、クリスマス・イヴにサンタクロースがプレゼントを届けてくれる道具。実は、22世紀のデパートにおもちゃを注文するハガキ。

実現されたもの22:Amazon
クリスマスだけではなく、いつでも好きなときに好きなモノを届けてくるようになりました。

秘密の道具23:司会者ロボット
番組を盛り上げてくれる司会者ロボット。

実現されたもの23:Pepper君
Pepper君はソフトバンクの発表会で司会をやっていました。司会だけではなく、携帯ショップ窓口での営業などもすでにやりはじめています。

秘密の道具24:七人の知り合い
この道具を頭に被ると、自分が望む人と知り合いになることができる。世界の人々は間にだいたい6人の知り合いをはさめばつながっているので、1人目が2人目を紹介し、2人目が3人目を紹介し……という感じで、7人目でたどりつくことができる。


実現されたもの24:Facebook
友だちの友だちが可視化されたので、知り合いの繋がりを辿るのが可能になりました。Facebookで共通の知り合いがいないと求人にエントリーすらできないことも出てきました。

秘密の道具25:税金鳥
お小遣いから税金を取り立てる機械。こづかいが多い人ほど、税金は高くなる。

実現されたもの25:マイナンバー制度
マイナンバーは一元管理をして、税金の取りっぱぐれのないようにする仕組みなので、まさに税金鳥ですね。

秘密の道具26:そっくり銅像キット
このカメラでモデルとなる人物の写真を撮り、像を建てたい場所に向けてスイッチを押すと、そっくりの銅像ができあがる。

実現されたもの26:3Dプリンター
写真を何パターンか入稿すると、そこから自分のフィギュアをつくってくれるサービスなどがでてきています。ちなみに銅像をつくる場合は70〜80万円ぐらいかかるようです。

 

秘密の道具27:タイムシーバー
骨とう品を電波販売したいときに使う道具。未来の古道具屋と交信して、古道具を買ったり交換したりすることができる。

実現されたもの27:メルカリ
メルカリ内では、ありとあらゆる物が取引されていて、そんなの売れるのと驚くような、使いかけの物などが取引されていて面白いです。

秘密の道具28: 近道マップ
近道を教えてくれる地図。ネコ用の近道も調べることができる。

実現されたもの28:NAVITIME
NAVITIMEなどの最近の案内アプリは精度が高くなりましたね。たださすがに猫用の近道までは調べることができません。

秘密の道具29:DX列車セット
この運転台をセットすると、どんなものでも列車になり、ヒツジの車掌兼運転士指導員(しゃしょうけんうんてんししどういん)が運転方法などを指導してくれる。

実現されたもの29:電車でGo!
さまざまな路線の電車を、定められた時間内に制限速度などを守りながら運転していくゲームです。専用のコントローラーもあるので、ほぼDX列車セットです。

秘密の道具30:トモダチロボット“ロボ子”
友だちになってくれる未来のロボット。特定の相手だけを好きになるようセットしておくと、どんなことでもおだててくれる。

実現されたもの30:シーマン
キモかわいい人面魚の育成ゲームですが、そんなに褒めてくれる感じではなかったです。普通にPepper君でいいですね。

秘密の道具31:ペットペン
このペンでイヌやネコを紙にかくと、それがそのままペットになって、動いたりほえたりする。

実現されたもの31:チームラボ水族館
子供たちが描いた魚たちが泳ぐ水族館です。魚の輪郭が描かれた、ぬりえ用紙に自由に色を塗ったり模様を描いたりして、オリジナルの生き物を創ることができます。

 

秘密の道具32:ほんやくコンニャク
これを食べると、どんな言葉でもつうじるようになる。


実現されたもの32:ウェアラブル翻訳端末『ili』

片手持ちの端末に日本語を話しかけるだけで、高精度で英語や中国語に音声翻訳できるという、ウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」が登場しました。実機の発売はこれからですが、動画の精度でつかえるようであれば画期的な商品です。期待しましょう。

 

秘密の道具33:めんくいカメラ
美しい顔しか写さないカメラ。残念な顔や標準以下の顔は、撮っても写らない。

実現されたもの33:めんくいカメラアプリ
そのままのコンセプトで開発されたカメラアプリです。実際に筆者もダウンロードして何度もやってみましたが、自分の顔が表示されたことは一度もありません。

秘密の道具34:文字よみとり機
何が書いてあるかを自動的によみとる機械。どんなにらんぼうに書きなぐった文字でもぶんせきできる。

実現されたもの34:画像認識
Evernoteなどで画像に含まれるテキストの検索ができるようになってきています。らんぼうに書きなぐった文字はまだ難しいですか、年々精度が高まっているので、ある程度下手くそな文字でも認識されます。

秘密の道具35: レポーターロボット
ニュースを集めるロボットで、知りたいことをたのむと、カメラロボットを連れて取材に行く。取材の様子は、専用のテレビモニターで見ることができる。

実現されたもの35:ニュースキュレーションアプリ カメリオ
自分が気になるワードを登録しておくと、そのワードに関連するニュースを自動で収集してくれます。

以上、35の秘密の道具が実現されたものをご紹介しました。こうやって見てみるとほとんどの道具がスマートフォンに集約されているのが良くわかります。
ということは、ドラえもんと同じように、我々のポケットにも30近い秘密の道具が入っているのです。すでに便利な道具は手にしているのです。
それをどう使って日常を楽しくしていくか、それが問われているのです。この誰でもドラえもん時代をどのように生きるか、これを機会に考えてみていただけたら嬉しいです。

 


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