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Bluemixathonをご存知でしょうか。
災害発生時の救助・救援に役立つBluemixアプリを作成するオンラインハッカソンです。
このチャレンジは、「遠く離れた場所からレスキュー・チームの一員になる。熟練した専門家や現地ボランティアでなくても、貢献は可能」という主旨で、IBMが主催しています。
この受賞作品は、2011年の震災体験から生まれたアイデアを形にしたアプリです。

震災体験から生まれたアイデアアプリ


開発者: 横井一仁 氏

No internet, but find me!について、教えてください

「No internet, but find me!」は、「インターネットに接続できないけれど、私を見つけて欲しい」という意味を込めて名付けました。


2011年の震災時、スマホや携帯電話がインターネットに 繋がらず、多くの人々が家族や友人と連絡を取れませんでした。コミュニケーションを取るためのメールやSNSなどのツールがどんなに充実していても、インターネットに繋がっていなくては利用することができず、大切な人の安否を知る手段もなく不安に思ったことでしょう。自分も震災の時に携帯が8時間ほど繋がらなくなり、家族と連絡が取れず、とても不安でした。
この体験から、“インターネット環境がなくても安否を確認できないか”と考え、本アプリを開発しました。

活用したのは、Bluetoothの周辺端末を検索する機能です。Bluetoothには、端末同士のペアリングをしていなくても端末固有のIDを取得できる機能があります。


避難所に設置されたボランティアの端末は、周囲のBluetooth端末のIDを、位置情報と合わせてBluemix上のデータベースにアップロードします。周囲の端末IDを取得するには、Bluetoothのみが利用できれば良いため、避難所にある検索対象のBluetooth端末は、必ずしもインターネットに繋がっている必要はありません。一方、家族の安否を確認したいユーザは、Bluemixへアクセスし、家族の端末固有のIDを入力することで、その端末がいつ、どこの避難所にいたかを確認できます。
つまり、避難所にたった一台、インターネットに繋がっている端末があれば、周囲のBluetooth端末を持つユーザの安否を、Bluemixを通して確認できるのです。検索対象の端末はBluetoothの設定にて検索可能な状態にしておくだけでよく、特別なソフトウェアを追加でインストールする必要もありません。

Bluemixを使ってみて、「これは使える!」と思った点はありますか?また、改善してほしい!と思うことは?

今回のアプリ開発では、Bluemix上の開発環境Node-REDとデータベースdashDBのサービスを活用しました。どちらも素早くアプリを開発するために有効であると思います。
Node-REDは、複雑な処理がカプセル化された処理ノードをGUI上で繋ぐだけで一連の処理を記述できる開発環境です。HTTPサーバを実現する処理ノードや、データベースと繋ぐための処理ノードが用意されており、コーディングはほぼ不要でアプリを開発できます。
dashDBは、Node-RED上で利用できるデータベースです。ウェブブラウザで操作できる管理画面が用意されており、表の作成、データのロード、データ参照をブラウザ上で行えます。そのため、管理コマンドの知識や、管理コマンドをインストールした環境が不要であり、開発者はアプリ開発に注力できます
あえて要望を挙げるとするならば、実行環境の設定を変更した時の効果を知る手段が欲しいです。そうすれば、Bluemixを有効活用できると感じています。
例えば、Bluemixは、アプリのインスタンスにメモリを512GBまで割り当てることができ、インスタンス数を増やし、ロードバランスを行うこともできます。この時、メモリ量やインスタンス数を増やすことでどの程度アプリの稼働率やレスポンスが向上するかは把握したいところです。さらに、構成や料金例を公開する等の方法を用いて、設定の効果と投資の関係を分かりやすくしてもらえると、ユーザとしては嬉しいです。

<Bleumixの感想まとめ>
  • Node-REDとdashDBで、開発者は素早くかつ、アプリ開発に注力できる!
  • Bluemix上でアプリを実行する環境の設定の効果の情報を提供してもらえるとユーザとしては嬉しい

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作品説明のスライド
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