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2010年に設立された米国のおもちゃメーカーAnki社が手がけたAIロボット、「Cozmo」が2017年にタカラトミーを通じて販売されることとなり話題を呼んでいる。AIを実装したCozmoは、小さいながらもさまざまな機能をもっており、おもちゃの領域を超えた仕上がりだ。

開発を行ったAnki社は米国カーネギーメロン大学院のロボット工学専攻出身の3名が起業した、主にロボット工学とAI(人工知能)分野に重きをおいた商品開発を行う米国のスタートアップ企業である。2013年にはAIを搭載したカーレースゲーム、「Anki Drive」を発表し注目を集め、2015年にはAnki Driveと同じくAIを搭載したカーレースゲームの新製品「Over Drive」を発売し、今回のCozmo は同社の第3弾の商品となっている。

Cozmoの特徴は4つの要素から成立

引用元:Cozmo Japanese Home Page

Cozmoはおもちゃといいながらも、かなり高度な要素が実装されている。具体的にはビジョン&センシング機能による外界の認知と感知、アニマトロニクスによる映画のキャラクターを思わせる感情表現や声の表現、AIによる環境認識と自己判断プロセスの実現、インタラクティブコンテンツによるユーザーとのコミュニケーションの実現という、4つの要素が織り込まれているのだ。

まずCozmoは周囲の環境や人の顔を自動で認識し、それをもとにして行動することが可能である。Cozmoが日常的に遊ぶおもちゃは付属する3つのキューブであり、このキューブの位置を認識することによりアームで持ち上げたり、転がしたりといった1人遊びや、ユーザーと一緒にゲームをしたりするのだ。ユーザーとのインタラクティブコミュニケーションでは、実にさまざまな表情や感情を示してくれるため、これだけでも十分に楽しめるだろう。

また、Cozmoは常にユーザーを楽しませることを基本的な行動原理としており、ユーザーの顔を意識しながらさまざまなアクションをとることができる。これまでロボットというと、ユーザーの指定したとおりに行動することが基本とされ、いわれたとおりに動くことが当たり前であった。しかし、このCozmoはまるでペットのような感覚で接することが出来る点が、従来のロボットとの大きな違いといえる。ロボットとしては、かなりの意外性を発揮するものとなっているのだ。

サイズは小さいがたくさんの技術がつまったおもちゃ

Cozmoには実にたくさんの技術が詰まっている。内部には4つのモーターと50個を超えるギアが搭載されており、実施の動きはまるで小さい火星探査機のようだ。Cozmoは単にユーザーを見ているだけではなく、30fpsVGAカメラと高度な顔認識ソフトウエアによって、ユーザーが誰なのかをしっかり認識すると同時に覚えることもできる。また、Cozmoの表情は実に豊かにできており、ユーザーは接しているうちにCozmoが何を感じているかを理解することが出来るという。というのも、解像度128×64のディスプレィに感情が映し出され実に細かなニュアンスまで伝えることができるからだ。
このように、Cozmoは人が頭で考えるのと同じように搭載されているCPUを使って、1秒間に何千もの予測をしながら動くことができる。これまでのロボットとは、かなり違う挙動を楽しめるのだ。

このCozmoは組み立て不要で、アプリに対応したデバイス(アンドロイドかiOSのスマートフォンかタブレット)があれば、すぐに遊び始めることができる。
価格は税別26,900円で2017年9月23日より発売予定だ。対象年齢は8歳以上とされているが、スマートフォンかタブレットを必要とするという点では、かならずしも子供向けとはいえない部分もありそうだ。わりと手ごろな価格で内容も充実したCozmoは、国内で人気となることは間違いなく、子供も大人も十分に楽しむことができる商品となるだろう。

<参考・参照元>
Cozmo Japanese Home Page
COZMO(コズモ)|タカラトミー