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米国では既に先行発売されており、爆発的な人気を博しているAIスピーカーがいよいよ日本国内でも発売となる。

引用元:LINE、クラウドAIプラットフォーム「Clova」を発表 | LINE Corporation | ニュース

AIスピーカーは何が凄いのか?

このAIスピーカーは、その名のとおりAI(人工知能)を利用した音声認識スピーカーであり、これまで文字入力などでネット検索をおこなっていたものが、音声認識機能を使いユーザーが話しかけるだけでアクセスすることができ、買い物や家電の操作もできるようになるという、これまでのインターネットアプライアンスとは一線を隔す新たな商品である。米国では既にアマゾンが「Amazon Echo」を発売し、大人気になっている。また、競合他社もこれを追いかける形でAIスピーカーを続々とローンチしはじめてようとしている。

日本ではまずLINEから近日発売予定

日本国内で始めに発売となりそうなのが、LINEの音声認識スピーカー「WAVE」だ。韓国IT大手のNAVER(ネイバー)と共同開発したAIシステムである「Clova(クローバ)」が搭載されており、音声による会話をはじめ、ニュース、天気などのコンテンツ・サービスや、家の電気のオンオフなどを行うホームコントール、読み聞かせができるオーディオブックなど幅広い用途に利用ができるようになる。また、韓国のLG電子やソニーモバイルコミュニケーション、タカラトミーなどとも提携し、今後Clovaとつながる家電、携帯端末、玩具などの商品も発売予定の見込みだ。

LINEではこのClovaを次世代の事業の柱と位置づけており、スマートフォンの次の新たな体験をユーザーに提供していくこととなる。

アマゾンも「Amazon Echo」を国内に投入予定

冒頭で述べたようにアマゾンのAmazon Echoは米国において既に発売され、爆発的な人気を誇るAIスピーカーとなっている。米国内ではネット通販や家電操作、ならびにピザなどの宅配にも利用できるようになっており、多くのユーザーが液晶画面とキーボード入力に依存することなくネット接続して必要なサービスにアクセス、利用できるようになってきている。このAmazon Echoも年内には国内発売が予定されており、本格的なAIスピーカーの時代がやってこようとしている。


グーグルは対話型AIのGoogleアシスタントを日本語対応で投入

グーグルもこの市場を黙って見てはおらず、AIを搭載したスマートスピーカー「Google Home」が米国で発売されている。日本での発売時期は未定であるが、Google Homeに搭載されている対話型AI 「Googleアシスタント」が、2017年5月に日本語対応したことで商品の早期投入が期待されている。


日本語の音声認識AIはとりたてて難しい代物

英語圏ではAIスピーカーの発売が相次いでいるものの、日本ではなかなかそのローンチが進まなかった大きな原因は、日本語が英語ときわめて異なる文法構造であることから実用化に非常に手間取っていることがあげられる。ただ、英語での音声認識AIの開発に成功した欧米勢は日本語化にも先鞭をつける状況で、2017年いよいよ日本語対応の商品が各社から出揃うこととなりそうだ。

残念ながら本家本元の本邦メーカーは具体的な商品のめどがまったく立っておらず、AIスピーカーについても米国先行メーカーの後にもついていかれない、厳しい状況に追いやられている。本来もっとも日本語に造詣が深いはずの国内メーカーが、日本語対応の音声認識AIを実現できないというのはかなり残念なことであり、AI全般に関する開発と利用で遅れをとっていることがここへ来てあからさまになりつつある。早期の挽回を期待したいところだ。

インターネットの普及はめざましいものがあるが、既に人のネットへのアクセスは既存のネットアプライアンスから、新たな音声というアクセス手段へと大きく移行しようとしている。IoTの利用でネットの活用方法にも大きな変化が現れ始めているが、人とネットとのインターフェースにも劇的な変化が現れそうだ。