×
最新の人気コンテンツ情報をまとめた
メールマガジンをお届けします

ページトップへ
工場の製造過程がIoT化することで“自ら考える工場”になるという「スマートファクトリー」。とくに「インダストリー4.0」と名付けられ、現在推進されているドイツの事例が先進的です。国内外で進むさまざまな事例から、スマートファクトリーのいまに触れてみます。


スマートファクトリー関連イベントが相次いで開催

スマートファクトリーは日本政府も推進しているだけあり、近年日本でも関連イベントが相次いで開催されています。
スマートファクトリー Japan 2017」(2017年6月7日~9日、会場:東京ビッグサイト、主催:日刊工業新聞社)
IoTConference2017 スマートファクトリーの今と未来」(2017年7月7日、会場:大崎ブライトコア、主催:IoTNEWS)
第2回 スマート工場EXPO」(2018年1月17日~19日、会場:東京ビッグサイト、主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)
第29回 設計・製造ソリューション展」(2018年6月20日~22日、会場:東京ビッグサイト、主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)

これらは主に代表的なイベントとして挙げていますが、その他各地のセミナーや展示会を含めれば数え上げるときりがないほどです。このようにスマートファクトリーは、注目度の高いトピックスになっているといえます。

スマートファクトリーを推進するNECのソリューション

前述したようなイベントでは、スマートファクトリーに関する最新技術が発表されており、関係者にとっては見逃せないものとなっています。実際、2017年6月21日~23日に開催された「第28回設計・製造ソリューション展」では、NECグループが同社の出展ブースにおいて最新ソリューションの展示を行い、早くも話題になっています。

これはIoTや人工知能(AI)を活用したスマートファクトリーの実現に向けたソリューションを、機能・目的別の7つのシナリオとして提供するというものです。具体的な7つのシナリオとは、以下のことを指しています。

(1)「KPI」
(2)「設備稼働/品質
(3)「人作業効率化」
(4)「検査省人化・均質化」
(5)「トレーサビリティ」
(6)「設備保全」
(7)「スループット」

工場の現場から収集した設備の稼働データや生産状況データを集約した「ものづくりデータベース」のデータを、それぞれのシナリオに沿って分析して提示していきます。(1)「KPI」の特徴は、予め設定した管理目標をビジュアルによって“見える化“し、経営判断や工場での操業がしやすくなるそうです。また、(3)「人作業効率化」では、作業者の動線分析や音声を利用して作業実績の収集を効率化させるといいます。

スマートファクトリー導入を考えている企業にとっては、注目のソリューションとなるでしょう。

アウディのスマートファクトリーは最新技術の集合体

海外企業の事例ですが、自動車メーカーであるアウディが発表したスマートファクトリーをご紹介します。

一般的に自動車工場といえばライン生産を想像しますが、これは100年以上も前にフォードが始めた方式で、現在でも主流とされているやり方です。しかし、アウディが計画したスマートファクトリーは、この王道を超越するものとなっています。
同社工場では、小分けされた幾つものワークスペースにて、必要な時と場合に応じて別々の作業をこなします。これを可能にするのが、ワーキングスペース間を行き来する無人トランスポートシステムです。これにより、現在のライン方式と比較して20%の効率化を実現するといわれています。


また、そのほかにもワークベンチに備え付けるタイプの小型ロボット、3Dプリンティング、VR、ドローンも設置されました。まさに最新技術の集合体といった様相です。ドローンは短時間でパーツを移動させるための手段に利用されており、現在は安全性に配慮して工場が稼働していない時間帯に運転する実験が行われています。また、これに関して今後は工場稼働時の実験に移行する予定とのこと。
SF映画で見た工場のシーンが、すでに現実のものになりつつあるといっていいほど、これらの技術はいま急速に発展しているのです。


<参考・参照元>
スマートファクトリー7つの実現方法、NECが提供へ | 日経テクノロジー

こちらもチェック

スマート工場、本格稼働にむけて加速