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IBM Global Entrepreneurプログラムの認定スタートアップ企業の AO(アオ)。AOが目指すもの、現在の取り組みと展望についてお話しします。

AOという会社について

「確かな絆につなぐ、つながる」という理念のもと、関わる人とのコミュニケーションギャップから生じる社会課題を解決すべく、AO(アオ)は立ち上がりました。現在、音声の入出力インターフェースを軸とした、ユーザーの行動を支援するサービス(以下、行動支援サービス)の実証実験に取り掛かっています。

簡単な操作で”想いの声”を残すことができる、ハードウェアデバイス 「CLIP VoICe(クリップボイス)」 と iOS アプリ「CLIP(クリップ)」、音声情報の可視化とニーズマッチングができるウェブサービス「AO COMPASS」を一つとした”行動支援サービス”を開発・運用しています。

AO について
http://cvao.co/article/company/設立:2015年7月 代表社員:塩塚 丁二郎、田仲 巧

CLIP VoICe とは?

日本古来の精神性である言霊(ことだま)×自然崇拝(アニミズム)×侘び寂び を最先端のIoTデバイスとして、デザインされたアクセサリー型の小型コミニケーション・デバイスです。
今回のプロトタイプは録音機(ボイス・レコーダー)になります。

操作性はひとつのスイッチングボタンで、新鋭デザイナーがデザインするスタイリッシュさがありながらも、どこか懐かしさも感じさせる、身に寄り添ったアクセサリーデバイスです。最先端だけではなく、どこか懐かしさや想い入れ、「120年先の単なる道具とはどんなものになるのか?」と想像しながらつくっていきました。iOSアプリ CLIP (クリップ)やWebサービスと併用しながら、声日記や感動した旅行先のMapを作成することができます。

編集や取材などでのインタービューを録音して可視化すること、またレポート作成や行動記録、作業記録、工程管理などでの音声入力だけで管理記録をつくることも可能になっています。

テクノロジーの観点でポイントになるのは?

音声を主軸とした、システム・データベース構築が一つのポイントとなります。詳細はまだお伝えできませんが、デバイスからの音声入力、アプリによる写真タグ付け等をインプットとし、付随するメタ情報(位置情報等)を紐づけ、データ化しています。
その一連のシステムフローの中で、現在、Bluemixで提供される各種WatsonAPI、検証実証環境として Node-Red を活用しています。

今後、人の会話や文章の中で重要な情報(センテンス)は何なのか、行動支援サービスのキーテクノロジーとなる要素を拾い上げて、価値提供ができるデータ構築を目指していきます。

検証実証環境の一部のNode-Redのフロー図を参考までに示しておきます。

デザインとIoTの関係は?

田仲:
AOというのは、何かと聞かれると人が生きるために絶対的に必要不可欠のもの、水(みず)と答えています。そして、次世代になくてはならないサービスになっていきたいという想いから日本の青色(あお色/天色)英語表記:AO(エーオー)としています。
IoTは単なる電化製品やデバイス単体だけで、考えるのではなく自然崇拝(アニミズム)やどちらかというと、アートやデザインや思想、哲学的なものから、影響を受けてるほうが強いかもしれません。
デザインやIoT、僕のバッククラウンドや捉え方は、次回以降でもお話しさせてもらえればと思います。

塩塚:
私は、元々はシステムエンジニアの出身です。また、クラウドやOSSを活用した業務システムを専門にしていたので、デザインとは程遠い存在の職種でした。そんなある時、田仲がデザインしたCLIP VoICeを見たとき、まず、かっこいいなと感じました。そして話を聞くと、生まれた背景に、深いストーリーがあることを知りました。

実は、昔から機械いじりは好きで、個人的な趣味でモノづくりはしていたのですが、そこにストーリーがあるという感覚に触れたとき、これからの世の中に必要なものの可能性を感じました。ただ単に便利なモノはたくさんあるかもしれませんが、使えば使うほど愛着のわくモノの方が、その人にとっての価値は計り知れないものだと思います(いまだに、昔買ったお守りを財布に入れているような感覚に近いと思います)。

僕はこれから、”IoT”という分野でビジネスをしていく事を選んだわけですが、そもそも”IoT”という言葉すら知らない人にサービスを利用してもらう事を主軸に考えています。技術革新が何でも世の中を便利にするのではなく、技術革新が裏方にあって、それを日常生活の中で違和感なく使える事が大切だと思います。その意味でも、人の日常生活、行動を観察して得られる”デザイン”が必要で、その中にさりげなく”IoT”の技術が存在している、という形をAOは具現化します。

橋をつくることに例えるならば、橋をデザインするのではなく、橋を渡る人をデザインし、心地よくかつ安全に渡れるように裏側では数値計算された設計がなされる、というイメージです。


CLIP VoICe の紹介ムービーはこちら

AOは、地方の抱える課題や地域住民の行動、地元の街づくりに自社のサービスがどのように活用できるのか、実証実験やワークショップの機会を積み重ねています。
AOのサービスが今後どのように進化していくのか、期待してください。


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