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Cloud Business Alliance (CBA)をご存じでしょうか?
CBAは、階層化された各レイヤー(SaaS、PaaS、IaaS)のクラウドサービスを、利用者が自由に組み合わせられるように、オープンソース等による共通APIの評価、検証及び必要と思われる機能実装と関連する技術情報の公開を目的として設立された団体です。
CBAが2016年3月に会員向けに行ったイベント「CBAクラウドひなまつり 2016」から、レポートをお届けいたします。

株式会社スマイルワークス 代表取締役社長 坂本 恒之氏が、「スマイルワークスから見たこれからのクラウドビジネス」の中で、クラウドサービスの利点について解説されました。


利点1: 小さな初期投資額ですぐに始められる

クラウドサービスの大きな特徴の1つが、月額など使った分だけ支払うということと、初期費用が小さいという点があります。中小やスタートアップ企業が、少ない従業員のために、大がかりな初期投資をしてシステムを導入するというのは、費用負担も厳しく、またリスクを伴います。



利点2: 資産ではなく費用(Expense)で計上できる

企業へオンプレミスでシステムを導入する場合は、サーバーの購入やソフトウェアの導入などが必要となり、それらは5年間の減価償却資産として、計上することになります。
しかし、技術の進歩が著しい昨今、そもそも5年間、同じシステムをそのまま使い続けることは難しくなってきています。そのため、多くの企業では5年を待たずして、追加開発、改修を行っており、結果、その都度アセットが積み増されるため、財務バランスが悪くなります。
しかし、クラウドサービスであれば、資産ではなく費用(Expense)として計上できるため、アセットにはならないという利点があります。

利点3: 細かなバージョンアップを負担なく頻繁に行うことができる

システムにはバージョンアップがつきものです。バグやOSなどシステム環境の変化への対応に加え、規制や法律の変更への対応など、小さなものから無視できないものまで、さまざまな要因があります。
パッケージ型サービスのメジャーなバージョンアップは、すべての利用者のPCに対して行う場合が多く、業務が止まることもありますし、そこにかかる費用や人的負荷は、とても大きいのが実情です。さらに、ベンダー側にとっても、バージョンアップ版をリリースする度に、製造やデリバリーなどの投資が発生するため、自ずとその頻度も1年~数年に1回程度になります。これは、

技術のスピードはビジネスのスピードそのものになっている」 (坂本氏)

という昨今においては、足かせにもなってしまいそうです。
もちろん、クラウドサービスにおけるバージョンアップは、そのほとんどがクラウド側でサイレントに行われるため、そのような心配もいりません。



段階的な導入も

すでにオンプレミスでシステムを構築してしまっており、減価償却もまだまだ残っている場合はどうすれば良いのでしょう?
クラウドサービスには、相互連携(インターオペラビリティ)を重視しているものもあり、部分的にクラウドサービスを導入し、既存のシステムと相互連携をして利用し続けるという手法もとれるようです。まずはベンダーさんへご相談してみると良いかもしれませんね。

もちろん、SoftLayerもAWSなどと同じクラウドサービスなので、手軽に始めることが可能です。